前回の小休止のようなものを挟み、9回目のカウンセリング。
今回から2時間に戻しました。
2万!だけど、私はゆく。
はじめて感情をカウンセラーの方の前で出せた
今回はじめてカウンセラーの方の前で涙を流しました。
自分には無理だと思っていたけれど出来た!
いつも涙が出そうになると、目をうるうるさせはするのだけれど、
涙がこぼれないように感情をシャットダウンさせていた。
すっと。
だって人前で涙を流すなんて恥ずかしいことだと思っていたから。
母には泣くと怒られた。
だけれど、カウンセラーの方に泣くのは恥ずかしいと思っていると伝え、
そんなことないですよと言っていただき、
やっと安心して涙を流せたのだと思う。
鼻水も出るのは大変だったけれど、泣いたって取り乱してどうにかなることはなかった。
マスクで鼻水は隠れるし。
私にとっては涙を流せたことが大きな大きなことだった。
お母さんのことが大好きなんですね
先生に言われた言葉。
私が「母に受け入れてほしかった」と涙を流し、
先生から「母親も一人の人間で未熟な部分、できていない部分もあったのでは」という言葉があった時、
私は「足りないところがある、たとえダメな母親だとしても受けれ入れてほしかった」という言葉が出た。
その後先生から言われた言葉が、
「お母さんのことが大好きなんですね」
おそらく先生の思い込みや決めつけではなく、私の言っていることをそのまま返したのがその言葉なのだと思う。
心にずしんときた。
認めたくないけれど私は母親のことが大好きなのだと思う。
大好きな母親に私のダメなところも受け入れてほしかった。愛してほしかった。
お母さんに伝えてみては
そして先生に驚きの言葉を言われるのである。
私はちょっとびっくりした。
カウンセリングとは自分の中で納得することで、他者に働きかける提案をされるとは思っていなかった。
ちょっと呆気にとられてしまい、私は否定した。
「今までも伝えてきたし、10年前に真剣に伝えたこともあるが届いた感じはしなかった」
先生は、
「もしかして何かしながらとか、さらっと伝えていませんか?落ち着いて、例えば「話をしたい」旨を伝えればまた違うかもしれません。否定するわけじゃないことを伝えて。10年前というとだいぶ時が経っていますし」
とのことだった。
「お母さんを好きな気持ちがあるのに伝えないのはもったいないと思います」
と。
最初はふうん、そんなこと今更したってしょうがいないんだと思っていたけれど、
カウンセリングの終わり頃にやってみてもいいかもしれないと思いだした。
「怖い、拒否されたらいやだ」
という気持ちを先生に伝えたところ、
「拒否なんてされないと思う。嬉しいと思いますよ」
とのことだったので、先生を信じてみることにした。
先生を信じることに決めたのは自分。
※カウンセラーの先生との会話を書きましたが、私の受け取り方なので、実際の先生の言葉とは違っている部分があると思います。
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