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母親に気持ちを伝える

カウンセリングの先生の言葉を受けて、母親に私が母親のことを大好きなこと、

だからこそ自分のマイナスと思える部分も受け入れて欲しかったことを伝えようと思い、

実家に行くことにした。

目次

母親に伝えてみる

伝えようと思っていても勇気が出ず、なかなか伝えられない。

もどかしい気持ちでいっぱいだったけれど、

勇気を出して、

「聞いてほしいことがある」と伝える。

「責めているわけではないのだけれど・・・」

「今カウンセリングを受けていて、子どもの頃の引っかかっている思い出がある」

ところまで言うと、母親が

「私も気になっている思い出が2つある」

とのことだった。

聞いてみると私の気になっていた出来事と同じだった。

母親がよく思い出話をしていて私の頭の中にも残ったところはあるのかもしれないけれど。

どちらも私が怖がって「やりたくない」と言ったことを母が強く怒った出来事である。

どちらも多くの人から見たら「そんなことで?」ということで私が怖がった出来事である。

だからこそ、

「他の子が出来ているのに出来ないのが嫌だったの?」

と聞いた。

「そんなことはない。ただ、そんなに嫌がる理由が理解できなかった」

とのことだった。

「私が子どもの頃は強く言われることが多かったが、自分が気にしない性格なのもあり、気になっていなかったので同じようなことをしたんじゃないか」

「今思うとそんなに強く怒らなくても良かった」

「人の気持ちを考えるということが下手なのかもしれない」

とのことだった。

私が恐れていた「拒否」はなかった。

カウンセラーの先生から、

「お母さんのことが大好きなんだね」

と言われた。

「だからこそ、だめな部分も受け入れて欲しかった」

と言ったら涙が出てきた。

母親なりに真剣に話を聞いてくれた。

母親もあの時のことを気にしてくれていた。

嬉しかった。

自分の気持ちを伝えることもできて嬉しかった。

頑張った、そして背中を押してくれた先生に感謝した。

後日、実家に泊まってみる

後日、先延ばしにしていたもう一度母親と行きたいと思っていた温泉に行った。

そして、久々に実家に泊まった。

布団が違うと体が痛くなると、長い時間いると言い争いになるのが怖くて泊まりは避けていたけれど、

泊まってみようと思った。

朝ごはんはいつも自分が食べているのと比べ物にならにくらい品数があった。

父親も喜んでいた。

母も父も私も自分の気持ちを伝えるのがへたくそ。

それでもって疲れてたりすると自分の気持ちを押さえられない部分がある。

嫌な思いもいっぱいしたけれど、私は母も父も好きなんだと思う。

好き=ずっと一緒にいるが唯一つの正解ではない。

自立=極力親と関わらないでもないのだと思う。

私はもう少し親と楽しい時間を過ごしたい。

大人になったいまでも、両親の子どもでいる時間を持ちたいと思うのは、

いけないことだ!と思っていたけれど、

別にいいんじゃないかな~と思う。

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